誰もが熱中してしまうオークションにするためには? Yahoo!オークションへの提言

こんにちは!fishmenです。

本日は、yahoo!オークション(以下、ヤフオク)をゲーミフィケーションフレームワークで
分析し、こうすればもっと良くなる!という提案をしてみます。

私は、実際に身の回りの生活雑貨から嗜好品まで、殆どをヤフオクで
揃えているいわばヤフオクオタクです。

記事では、自分のユーザー視点(落札者)でどのような行動(アクション)をするのか、
ユーザーとしての満足度アップはどこから来るのかを実体験を元に書いてみます。

さらに、どうしたらもっとゲーミフィケーションの手法を使って、ヤフオクが
良くなるのか考察してみたいと思います。

1:目的の設定

ヤフオクでの落札者の目的は明確です。

落札できた時の気持ちよさを体感したい

目的に至るまでのそれぞれの目標は、ヤフオク側が定義するというよりも
ユーザー自身が自ら目標を設定して行動(入札・出品)をしています。

直近の例では、自ら主催した「お酒を飲む会」で飲むお酒(ワイン)を仕入れ(落札)してみましょう。

2:可視化(=見える化)要素

ヤフオクで可視化されている項目は大きく2つで自分の入札予算と、予算内で
買えるすべての商品詳細情報です。

個別に見てみましょう。

2-1自分のステータス

商品を探して見つける、もしくは見つける前に、入札することができる金額を決めます。
ここで決めた入札予算が、分だけが見ることが出来る可視化(=見える化)された
ステータスになります。

※取引による評価件数、評価内容が確認することができますがこちらについては、出品しない限り
閲覧する機会がなく落札時に直接的な影響を及ぼさないため、今回は割愛させていただきます。

2-2出品されている商品情報を確認

2-1で可視化した自分の使える金額の範囲内で、入札を行える商品の詳細情報を確認します。

何を落札するのか、目的の商品は予算内にあるのかなど、重要な情報です。

確認できた情報をもとに、オークションの入札候補としてウォッチリストに登録することで、
〆切時間までであればいつでも入札状況を確認することが可能になります。

確認できる情報としては以下の通りです。

・現在価格
・即決価格
・残り時間(入札〆切の時間)
・入札件数
・詳細説明
・出品者情報

3:ユーザーアクション(行動)

3-1出品されている商品に対して入札を行う。

可視化された要素を元に、実際に商品に入札を行います。
ヤフオクにおけユーザー(落札者)の主アクションとなる競争行為が始まります。
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【補足説明】
ここで少し脇道にそれますが、ヤフオクにおける落札者のユーザータイプを
Bartle’s Player Types(バートルのプレイヤータイプ)でご説明すると、
他人と戦い競争を好むキラー、収集欲の強いアチーバー、などに分類できます。

【各プレイヤータイプの代表的な行為】
-キラー(PK、他のプレイヤーに敵対的な行動を好む)
-アチーバー(高い得点を稼いだり、アイテムをコンプするような結果に出ることを好む)
-エクスプロ―ラ―(冒険者、新しい領域を開拓するようなプロセスを好む)
-ソーシャライザー(他のユーザと有効的な関わりを持つことを好む)
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入札による競争行為で起こりうる行動は以下の4点が予測されます。

・最大限の金額(予算)で入札を行い他の入札者を圧倒する。
・様子を見ながら、段階的に入札行為を行う。
・入札可能金額の限界(初期予算)金額を超えているが、意地になり入札を行う。
・オークションの終了直前の入札を行いそのまま落札をする。

4:アクション(行動)時のユーザー心理と欲求

入札時における行動は先にあげた4点の他にも起こり得ますが、ユーザーの心理から
ユーザーの欲求レベルまで落とし込むと、以下の行動に対する欲求を予想できます。

行動①:最大限の金額(予算)で入札を行い他の入札者を圧倒する。
欲求⇒他人に対して、絶対的に優位な状況をつくり、勝利することを望む。

行動②:様子を見ながら、段階的に入札行為を行う。
欲求⇒少ない投資金額で、最大の費用対効果を得ることを望む。

行動③:入札可能金額の限界(初期予算)金額を超えているが、意地になり入札を行う。
欲求⇒1次欲求の目的の商品を落札することよりも、相手に必ず競り勝つことを望む。

行動④:オークションの終了直前の入札を行いそのまま落札をする。
欲求⇒無駄な競争行為は好まないが、タイミングよく入札を行い勝ち抜けることを望む。

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最初、予算の範囲内での落札することを目標に決めていましたが、「負けたくない」と意地になって
しまい、入札金額で相手を超えた状態(最高額入札者)になるまで入札を繰り返しました。

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実際のところ、入札を行ったあとに最高入札者になったことを通知するメールが
届いたところで冷静になりました。

最高入札者が更新されたところで改めて、
「予算以内で価値のある商品を落札しなければ!」と思い直し、
別の商品に入札、予算内で無事に商品を落札することができました。


落札金額は、3,020円
市場価値としては、約7,000円~9,000円前後で、評価の高いワインで
したので送料合わせても、約半値のお値打ち価格で買えたことになり、満足しています。

5:欲求を満たしエンゲージメントを高めるフィードバックデザイン

ヤフオクにおけるユーザー(落札者)の目的は商品を落札することですが、
商品を手に入れるために行う入札時に行動した結果、様々な心理状態になります。

今回「ヤフオクへの提言」とした部分はこのフィードバックデザインの改善です。

ユーザーのエンゲージメントを高めるためには、この時ユーザーが感じた欲求つまり、
ユーザーが自己定義している目標を洗い出し、それぞれの行動達成時に褒賞を与える
ことだと考えています。

そのためには、今まで追ってきたユーザーの行動に対して
細かなフィードバックを設定することも必要ではないでしょうか?

私も初心者の頃は、オークションのコツがつかめずに、途中で脱落することもしばしば
だったからです。脱落を防ぐためのチュートリアルと、フィードバックが今後の鍵になるでしょう。

フィードバックのほんの例えですが

・一度で高額入札をしたことを評価する。
・商品に対して、入札金額と落札金額が一致したことを評価する。
・入札者○○人以上の競争が激しい商品を落札できたことを評価する。
・○回以下の入札で商品を落札できたことを評価する。
・ウォッチリストに登録した商品を、○○件以上落札できたことを評価する。

今まで一人でセルフモチベ―ティブしてきた行動の一部を評価される(認められる)ように
フィードバックをデザインして伝えてあげることで、ユーザーの行動が喜びに繋がり
よりサービスを利用しよう、次は出品も挑戦してみようかな?

など次の行動に繋がるキッカケづくりに寄与するのではないでしょうか?

それでは、次回の記事でお会いしましょう!