gamificationの定義をWebから拾ってみる。

個人的には「おもしろ化」という訳が意味的には近いのではないかと思うのだが、どのような説明がWeb上には転がっているだろうか。英語版のウィキペディア上には説明が記載されている。抜粋すると、

Gamification is the use of game play mechanics for non-game applications (also known as “funware”) particularly consumer-oriented web and mobile sites, in order to encourage people to adopt the applications.

簡単に翻訳すると

gamificationは、(funwareとも言われる)game play mechanicsをゲームではないサービス、特にC向けのWebやモバイルサイトに活用することであり、ユーザがそのサービスを受け入れやすくすることを目的とするものである。

となる。「funware」「game play mechanics」という耳慣れない言葉が並ぶ。「game play mechanics」を直訳するとゲームを遊ぶ仕組みというような意味になるが、これはfunwareの項に例示する形で具体的な説明がされている。

Funware typically employs game mechanics such as points, leaderboards, badges, challenges and levels.

Funwareは通常はゲームの仕組み、例えばポイント、順位表、バッジ、チャレンジ(※ソーシャルゲームでいうミッションのようなものでしょう)、レベル、といったものを採用している

game mechanics自体にも説明がある。TVゲームに限らず、ゲームがもつ要素(ターン、行動、サイコロ、リソースコントロール、などなど)やルールの集合というようなものとして説明がされているがこちらの説明はWebとは関わらないものとしての記述であり対象が広い。Webの世界での理解としては上記のfunwareの説明のほうがわかりやすいだろう。

(ちなみのこのfunware、という単語も造語で、gamification summitの運営者の一人、坊主頭につぶらな瞳が印象的なGabe Zichermann氏が作った言葉のようだ。)

この例で挙げられているようなゲームが持つ要素の他にも、game mechanicsの要素は色々ある。ゲームそれ自体はプレイヤーを楽しませるための娯楽である。楽しませる中に競争があったり、熱中させたり、またやりたいと思わせたり、というようなゲームがプレイヤーにもたらす色々な影響は、、実はゲーム以外の領域でも活用ができるんとちゃうか、というような発想で「gamification」という言葉が生まれたのだろう。

なので、gamificationをWebサイト上で適用させる意味合いとしては、やはり本質的には顧客・ユーザのロイヤリティや満足度を向上させるための仕掛けとして捉えるのがよいだろう。