gamificationを「ゲーム化」とは訳したくない。

社内で「gamification勉強会」などを何度か開催しているのだが、そもそも

どういう概念なのかということについては色々議論があった。

つい最近でも社内ML上でも議論があったので一部抜粋。一番多いのが、

「Gamification」の定義って何でしょう?

という質問。このサイトでも追っての投稿で説明をしていくが、

この概念、定義自体が広がっている状況なのであまり厳密に定義付けが出来るような言葉ではないと考えている。

「Web2.0」という言葉とはこの辺の背景も似ているのだが、あの言葉も昔出てきた頃を思い返すと、言葉の定義はなんだかよくわからなかった。ただ、「新しげな要素を持つWebサービスが最近増えてきたよね」ということでなんとなく「Web2.0」という言葉が出てきたという、概念ありきというよりは現実のサービスありきでの言葉だったということは間違いないだろう。

gamificationという言葉も基本的には同じで、概念を定義付けるというよりは例をたくさん見てもらうというやり方で理解してもらうというのが
一番納得しやすいだろう。

小さいところで言うと、

  • プロフィール情報を埋めると%が上がっていき全部埋めると100%となるようなステータスバー
  • ミッションクリア型なはてなブックマークのチュートリアル

なんかもそういう仕掛けだし、バッジ、ミッションといえば

  • フォースクエア

もそう。

リアルな世界で言うと飛行機のマイレージプログラムもそうなる。
ポイントが貯まって一定貯まるとステータスが上がって報酬が得られたり
なんとなく自慢出来たりする。

回転寿司のくらずしというところは、食べたすしの皿を回収する口が机ごとに
ついているそうだが(すいませんまだ行ってません><)、5枚ごとにルーレットが回せるようになっていて
当たるとガチャガチャを一度回せるような遊びが出来る。これもそう。
「あと1枚食べるとガチャガチャ回せるから食べてみようか・・・!」という
効果が容易に想像できる。

こういうのはみなgamificationの事例である。
楽しんでもらえるような要素を盛り込んで、それが
顧客ロイヤリティの向上につながるようなことであれば
ある意味何でもgamificationと言っていい。
アイデア次第で色々考えられる。

その辺がおもしろいところでもあり難しいところでもある。

「意味はわかるけどどうやったら効果出るの??」
ということについてはまだこれといった成功パターンが
あるわけではないからだ。

ECサイトにgamificationを施そうとするとどうしたらいい?
どんな行動にどんな報酬を与えるとユーザはやる気になるのか?
また来てくれるのか?
商材によっても、ユーザ層によってもやり方は多分違う。

こういった話なので、「ゲーム化」とは訳したくないのである。

なんかニュアンスが違うんだよなあ。