gamification summit 2日目(5) design for engagement

5)ユーザエンゲージメントを高める工夫をしよう

このサミットレポートも約1カ月、ようやく最後が近づいてきた。最後のデザイン要素は、「エンゲージメント」である。この言葉も最近時々耳にするようになってきたが、まだ目新しい印象がある。「エンゲージメントを高める」のような言い方として聞くことが多い。直訳的には関与、関わり、というようなことだが、Webサービスの文脈でエンゲージメントという場合にはサイトへのロイヤリティ、利用頻度、愛着、というようなニュアンスが近いだろう。

gamification summit 2日目(4) design for customization

4)ユーザが自由にカスタマイズ出来るような要素(主にはバーチャルグッズを用いた)を盛り込もう

「カスタマイズ」とはここでは基本的に見た目を変えるような意味合いで用いられている。その主な手段としてはバーチャルアイテムが挙げられており、ハコニワ的に見た目を変えるような庭・農場・町・城・バーなどの○○つく系ゲームを想像してもらえるとよいだろう。それ以外には、自分のアバターの見た目を変えるような種類のものもあれば、ツイッターのマイページのように背景画像などを変えるものなどもここに含めて考えているようだ。

gamification summit 2日目(3) design for progress

3)進行状況が目に見えるようにし、ユーザが迷わなくていいようにしよう

design for progress。progress、はソーシャルゲームのミッションなどで100%の到達率を示すプログレスバーがあるが、あのプログレスである。進行状況、というように訳してみたが、実は改めて見ているとそれだけではなかったかもしれない。

このセッションで触れられているプログレスの種類とは、以下に大別される。

gamification summit2日目(1) design over time

2日目を書き出すのにちょっと間が空いてしまった。この日は1日目とはちょっと様式が違っていて、「実際にどのようにしていくのか」ということをレクチャーするというやり方になっている。1日目でも議論になったのが、「そうは言っても実際はどのようにgamificationをデザインしてサイトに取り入れるのか」という点であったが、2日目でその手法を教えましょうということである。良くできたカンファレンスだ。

で、実際にそんなうまくいくような手法があるのか?と思うわけだがこれがなかなか、かなり考えられた手法がこの日丸1日をかけて伝授されるのである。資料も現時点ではslideshareで共有されていたりもする。本ブログ的には「この資料読んでください」で終了してしまいかねないくらいの気前の良さだ。しかしさすがにそれだとあんまりなので、要点を説明していきたい。

gamification summit 初日を終えて

思ったより時間がかかったが、ようやく1日目のレポートが終了した。

gamificationという単語自体にはわかりにくさがあるという印象は全体としてはありつつも、ゲームの持つメカニクスを他の分野に応用しようという発想はかなり以前から色々と研究されているということがよくわかった1日目だった。Jane Mcgonigal氏が提唱していたgamufulという概念もその1つである。彼女のアプローチはWebの世界にゲームメカニクスを持ってこようというよりは、もっと大きく現状の課題解決にゲームメカニクスを使おうというものであって、そういう点では対象がもっと広い。